共談援助(カウンセリング)
 私たちは人生という旅をしています。確かにこれは盛りだくさんのものです。喜びもあれば、生き甲斐もあれば、はたまた、迷いもあり、戸惑いも、挫折もあり、悲しいときもあり、しんどいときもあり、病もあり、老いもある・・・。その度に自分を振り返り、考えて生きていっています。このちょっと立ち止まってみて振り返る。これって大事なことだなと思うのです。

 基本的にそれぞれが適切な道を見つけていっているのですが、時には、まったく自分で見えなくなって誰かの手助けが必要な時もあります。その手助けってどんな時でしょうか。きっと誰かに自分の気持ちや考えを話してみる。思いつくままに、妨げられないで自由に話す。それを一つ一つ大事にして聞いてもらう。そんな時ではないかと思います。 一見なんの変哲もないようですが、意外とこういう場は少ないのです。この共談援助はそのような場を提供することにあ ります(詳しくは下記を参照してください)。その中で人が本来持っている工夫していく力が発現されていくことになります。

 原則は、1時間が単位です。面接室という場で行います。居心地の良さがとても大事になります。

 人にはそれぞれ人生の困難を工夫して乗り越えていく力があります。それぞれのやり方で自ら工夫して人生を歩んでいます。ただ、あまりにもしんどいときはそれが覆われて見えなくなっているのだと思います。 心のほぐし感覚で気軽に来て下さるのが1番うれしいです。

世話人:山下和夫
場所:当D-pcaセンター
料金:1回7,000円(1時間)
面接を継続することも出来ます。頻度は状況に応じて決めることにしています。

連絡先: D-pcaセンター メールでどうぞ。

 

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共談聴聞援助(仏法を求める)
  さらにD-pcaの独自の使命として「共談聴聞援助」があります。仏法に出遇う、仏法を求めること(仏道求道)を目的として行う援助です。共談聴聞援助と呼ぶことにしました。

 私たちは日々悩みながら人生を生きています。ひとつかなえば、またひとつと悩みの連続です。これは終わることはありません。それは一体どこに原因があるのでしょうか。ここを訪ねてみたいと思わないでしょうか。それを訪ねていくのが仏道です。求道(ぐどう)といいます。これは根本的な洞察です。御存知のように仏道にはいろんな門があります。ここでは真宗がそのよりどころとなります。私たち凡夫に開かれた道だからです。「聴聞」がその道になります。

 この根本を訪ねるのには私単独では出来ません。援助する人だけでも出来ません。そこには仏法という鏡が必要になります。その鏡に照らされて援助者と共に自分を訪ねていくことになります。その鏡は「教法(きょうぼう)」として与えられています。それを聞き、訪ねていくことになります。聴聞です。

 いくつかのキーワードがあります。「なもあみだぶつ」とは、「聞」とは、「弥陀の本願とは」、「他力」とは、「後生の一大事」とは・・・。一人一人のありように従ってひっかかる言葉があるようです。私の場合は「聞」でした。これらの言葉は単純ですがなかなかわかりにくいものです。知的に理解することはもとよりですが「体読」、からだで聞くことが必要になるからでしょう。

 この聴聞は自らが求めていくものです。ここが求道といわれるところです。基本は1人です。とはいえ、1人ではやはり限界もあります。ここに援助する人が必要になります。基本的には問答形式になるではないかと思います。起きてくる疑問を言葉で表明し、それを理解してくれる人が必要になります。聞いて理解してくれる人です。あるいは、カウンセリングともまた違って道筋を示してくれることも必要になるでしょう。この援助を行うのが共談聴聞援助です。

 聴聞の場は基本的には法座といわれる場です。現在真宗の寺院では様々な法座が行われています。これに参加していくことが基本だと思います。その場の案内もいたします。とはいえ、これは自分の上に起きてくることですから、1対1でしっかり聞いてもらうことも必要になるかと思います。パーソンセンタード・アプローチで培った 成長促進的な心理的風土の中でじっくり自分を表明していく。これだけでずいぶん道筋が見えと思います。時には援助者の方から話すことも行います。このような場を提供したいと思います。

 世話人:山下和夫
 場所:当D-pcaセンター
 料金:7,000円(1時間)

 連絡先: D-pcaセンター メールでどうぞ。  

 


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D-pca援助者の目標
 面接室という場の中で私(援助者・世話人)は、次のようにあることを目標にします。これらすべては私のあり方にとって重要であって、共談に来られた方にそれを要求したり、助言したりするものでもありません。言葉にしますと下記のようになりますが、ともかくこれは感じとるものなので、面接の中でそのような雰囲気(心理的風土)を感じとって下さるとうれしいです。この心理的風土の中でそれぞれの工夫する力が発現していきます。

1. 私(援助者)自身が自身の刻々と変化する気持ちに流れに開かれていることです。「一致」と呼んでいます。私自身がありのままであり、共談に来られた方からは援助者 が透明に感じられるということです。

2. 私(援助者)は共談に来られた方に目を向けます。来られた方のあらゆる気持ちをそのまま大事にします。「無条件の肯定的配慮」と呼んでいます。

3.「共感的理解」です。私(援助者)は共談に来られた方の内的世界、感覚、気持ち、考えを大事にし、それを内面から理解しようとし、その理解を伝え、確かめるようにします。「あなたを理解しようとする私がいるということを伝えていくことになります。

さらに、
4. 私はD-pca援助者ですから、その根底に仏法があります。阿弥陀仏の願いが、今まさに私の中に生きていると感得することです。煩悩具足ですから人生の中で戸惑うことは多々あります。しんどいときもありますが、その中で、どこか基盤を持っている。いつもそこに立ち戻らせていただく底がある。このように表現されるかなと思います。同時に共談に来られる方も等しく弥陀仏の願いの中にあるとも感得します。 私(D-pca援助者)の「一致」の原点はここにあります。