不登校の子どもさんを持つ方の
家族カウンセリング

 子育ては簡単といえば簡単ですが、時にやっかいで難しいものです。特に、不登校、多動、自閉傾向、摂食障害等問題を抱えた時にはどうしようかと狼狽してしまうものです。しかし、あきらめる必要はありません。 適切に対処すればこれらの問題はよくなります。

 私たちは独自の取り組みを行っています。人間の「生理的・心理的・社会的」各側面を全体性に扱い、しかも、家族を一つの単位として取り組んでいきます。 成長過程で落としてきた問題があり、それに気づくことが大事です。対処の仕方は自ずと見つかっていきます。

 すぐに本人が来られない場合が多いです。その時には家族のどなたでも結構です。まずはお越し下さい。そこからスタートしていきます。 ここでは、当センターで特に実績のある不登校の問題を例にあげてそのやり方を紹介します。下の記事へ 次のブログも是非読んでみて下さい。→ブログ

 さらに、多動(ADHD)、アスペルガーといった発達障害、摂食障害(拒食・過食)、リストカットなどもその大部分は不登校と根っこを同じくする問題であることも面接からわかってきてきています。(下記文献、
『子どもの心の声を聴く』を参考にして下さい。)

 あきらめることはありません。これらは良くなります。

本も紹介します。ご一読下さればと思います。
黒川昭登『不登校へのメッセージ−「学校へ行けない」のには理由がある』 朱鷺書房
黒川昭登『子どもの心の声を聴く−傷つく心』 朱鷺書房
黒川昭登『母とともに治す登校拒否―母子分離不安の治療研究』 誠信書房
黒川昭登『閉じこもりの原因と治療―登校拒否から出社拒否へ』 誠信書房

次のブログも是非お読み下さい。
「育ち合う場研究センター/ウェブリログ 不登校カウンセリング講座」
http://sodachiauba.at.webry.info/201304/article_4.html

カウンセラー: 山下和夫
 

場所:センター事務所(兵庫県相生市)

・料金:1回7,000円。

1週間に1回1時間のペースで継続できます。

これにはある一定の期間(状況にも依りますが小学校低学年ですと3ヶ月から半年)継続して面接に来ていただく必要があります。そうしていただくと必ず良くなります。 年齢が上がるほど取り組み時間は長くなります。ペースは原則として1週間に1回1時間です。

遠方の方は、電話、スカイプ、ライン等のテレビ電話を併用するというやり方もあります。


興味が湧いた方は下記までメールでどうぞ。

・連絡先
育ち合う場研究センター

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不登校カウンセリング
 当センターが行っている「成長過程で起きる問題解決のための家族カウンセリング」の一端について不登校の問題を例に挙げて紹介してみたいと思います。

 まず、そもそもなぜ学校に行けないのか。明確な事実があるのに見落としていることがあります。それは、本人は学校に行きたいし、行かねばならないと思っているのですが、体がうまく動かないという事実です。朝になると頭痛がしたり、腹痛がしたり、下痢をしたり、体調が悪くなることがあるはずです。 そして、不思議なことにこれは登校時間が過ぎ、夕方になると元気になります。これを身体症状と呼んでいます。大変苦しいです。しかも、自分ではどうにもならないのです。 そして、大事なことは最初のうちはこれを言っているのですが次第にそれを表現しなくなるということです。受け取る側が そのしんどさに無関心で「そんなぐらいで」と不登校の口実として使っていると思っているからです。なんといっても理解しがたいことですから。過去に体調不良を言ったことがないか一度振り返っていただくと良いと思います。

 このような身体症状は、お医者さんに診ていただくと特に所見が出ないことがほとんどです。でも、実際に痛いのです。実は、これは感じたり表現できない「気持ち」の身体化なのです。心と体は密接につながっています。気持ちはそれを表出しないと体に表れます。これを「心身反応」と呼びます。不登校の子ども達はこれが習い性になっています。では、その原因は何か?それは家族関係、つまり、親子関係のあり方とが大きく関係しているのです。心と体とその子をとりまく親子関係とが精密機械のこどく絡み合って動いているのです。「親に気持ちを何でも表現できるか」。ここが重要になります。

 つまり、この状態を良くするには親子関係=家族を一つの単位として取り組む必要があります。これを「生理・心理・社会」という一つの言葉で表しています。

 私達の経験からあるいは理論からこれらの問題は親子関係の中でも乳児期の母親(「重要な人」)への絶対依存がいまくいかなかったことが基本要因になっていることがわかってきています。乳児は授乳や衣服、排泄の世話をしないと大きくなれないのは自明のことですが、これと同時に、絶対依存、情的交流、甘えの充足そしてスキンシップといった基本的欲求が満たされて初めてその内部に土台となる信頼感を育てていきます。これがうまくいかないといつまでも母から離れていくことが出来ないのです。ここを大事にし、その回復を援助していきます。

 お母さんであること。これは大きな喜びでもありますが、同時に悩みでもあります。ただ、単純にかわいがるだけでいいのですが、頭でわかっていることと実際に行うこととは別です。特に、お母さん自身、今も昔も内部に悩みやしんどさや孤独を抱えているとこれはうまく行きません。聴いてもらうことによって、それらを発散し、ホッとすることがことが何にもまして必要かと思います。と同時に、問題の要因と道筋を助言いたします。このようにお母さんへの支援を最重点におきます。

 そして、同時に子どもさん本人への関わりも行っていきます。特に、中学生、高校生年齢になっていると本人への支援が必要になってきます。じっくりと気持ちを聴き、またどうしてそれが起きるのかメカニズムを一緒に考えながら理解してもらいます。

 さらに、家族、特にお父さんにも会って、気持ちをじっくり聴いて語ってもらうと同時に同じ目標を定められるように話し合っていきます。お父さんも大変です。必要に応じて他の家族メンバーと会うことも行います。このようにして母子関係を支えていきます。

 すぐに本人が来られない場合が多いです。その時にはご両親だけでいいです。まずはお越し下さい。そこからスタートして行くのです。

 これにはある一定の期間連続して面接に来ていただく必要があります。1週間に1回1時間が原則です。継続していただければ必ず良くなります。

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